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重力に抗して動ける身体作り
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胎児期、無重力に近い状態から出産後、いきなり重力下に
生まれてくる赤ちゃん。
出産後、赤ちゃんはこの重力下で動くための身体作りを
スタートします。
そのためには、たくさん動く!!
たくさん動くことで、重力に抗して動くための筋力や
バランス感覚などを発達させていきます。
寝返り前は、仰向け遊び、寝返り後は、うつ伏せ遊び
と成長時期での遊び方にも変化が出てきます。
ですので、ずっと抱っこばかりやお座りをさせて過ごすことが
多い赤ちゃんは、床での身体を動かす遊びが極端に少ないので、
重力に抗して身体を動かす力や身体を支える力が不足してしまいます。
それが寝返りができない、しっかりお座りできない、ハイハイしなかった
といった発達の抜けにつながり可能性が出てきます。
子どもの成長時期に必要な遊びをしっかり取り入れて、発達・成長を見守っていきましょう。
運動発達サポートコーチ
藤井 文夫