あなたは、よく夫婦喧嘩をしますか?
「喧嘩するほど仲が良い」と言いますが、一方で、喧嘩したが最後、そのまま喧嘩別れになるカップルもいます。
その違いとは。。。?
喧嘩には、大きく分けて2種類あります。
1、良い結果につながるもの。
2、悪い結果につながるもの。
喧嘩=悪い、ではありません。
喧嘩は、やり方次第で良い結果にもなれば、悪い結果にもなるのです。
あなたは、どのタイプ?
1、怒鳴る、喧嘩腰に主張する
2、無視する、黙りこくる
3、感情的になる(泣く、物に当たる、出て行く)
4、ねちねちと小言や嫌味を言う
5、冷静に話し合う
6、論破する
7、喧嘩をしない
話し合う時の基本は、対等に話すこと。
これは喧嘩の時も同じです。
喧嘩の時、一方が勝ち、一方が負け、勝った方が負けた方を見下して、
ダメ出しする人はいない?
「勝ち負け」「正しい」「間違い」が根底にあると、わかり合うのが難しくなります。
勝った方は優越感を得るかも知れませんが、負けの烙印を押された方は、
相手に対し尊敬や愛情を感じるどころか、恨みすら感じやすくなります。
もし立場が逆だったら、相手が上、自分が下と感じる状況で、快く話せるでしょうか?
論破して相手をやりこめる人も同様です。
また怒鳴る人、相手を非難する人に覚えていて欲しいのは、誰もが、
【愛されたいと思っている】ということ。
怒鳴られたり、非難されて、愛を感じる人はいません。
すべての人間関係に言えますが
怒鳴ることは、百害あって一利なし。
次に、無視したり、話し合いにならない人に対しては、話し合いが苦手な人への配慮が必要になります。
お互い、話を遮らないで最後まで聞く、相手を受け入れる、という態度が大切。
ありがちなのは、自己主張するタイプと、黙るタイプの組み合わせ。
お互いが違うからこそ、相手を思いやり、歩み寄る必要があるのです。
話すのが苦手な人は、前もって、不満を手紙に書いたり、問題点を紙に書いて、
伝えたいことを整理してから、話し合いをすると良いでしょう。
話し合うのが苦手だからと避けていては、いつまでも問題が解決しません。
最後に、普段喧嘩をしない人は、
1、本当に仲が良い
2、喧嘩になるのが嫌だから、避けているだけ
の場合があります。
特に日本人女性は、喧嘩を避けて自分が我慢すれば良い、と思っている人が多いです。
でも、自分が無理をして、相手に合わせているうちは、夫婦円満にはなれません。
喧嘩の目的は、自分の怒りや不満をぶつけ合うのではなく、お互いが納得のいく解決策を見つけて、わかり合うこと。
愛情と理解を示すことで、相手の心に響くのです。
そして良い喧嘩には、いくつかの心得があります。
1、喧嘩はその日に解決。
2、自分に非がある場合は認め、謝る。
3、関係ない過去を蒸し返さない。
4、くどくど同じことを言わない。
5、相手の人格を否定したり、悪口、欠点を非難しない。
6、相手が悪くても罰を与えない。
7、自分に否定的な意見も受け入れる。
8、相手に日頃の感謝を伝える。
上記以外でも、夫婦にとってプラスになることはためらわずに、実行してくださいね。
喧嘩の後、握手とかハグができると、理想的。
もしできなくても、最低限、嫌な感情を翌朝まで持ち越さないように!
喧嘩しても、夫婦の絆が深くなるような、そんな夫婦になれると良いですね!
【夫婦のためのメンタルカウンセラーはな・西田 花(にしだ はな)】
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