
なぜ「プログラミング的思考」が言葉の学びに取り入れられているのか
― 世界の教室から学ぶ、これからの子どもの育て方 ―
「英語は英語、プログラミングは別のもの」
少し前までは、そんなふうに考えるのが普通でした。
でも今、海外の教育現場では
言語の授業の中に、コーディング(プログラミング的思考)を取り入れる
という新しい流れが広がっています。
なぜ、言語の授業にプログラミングなのか。
そこには、これからの時代を生きる子どもたちに必要な
“ある力”を育てたいという、はっきりした理由があります。
なぜ今、言語教育に「コーディング的思考」なのか
海外の教育者たちは、言語をこう捉えています。
言語は「暗記するもの」ではない
言語は「考えを組み立て、相手に伝えるためのツール」
一方で、プログラミングも同じです。
何を
どの順番で
どんなルールで動かすか
これを考え、間違えたら直す。
つまり、
言語とコーディングは「思考の構造」がとても似ているのです。
だから海外では、
「言語の授業の中で、プログラミング的思考を育てる」
というアプローチが注目されています。
コーディング的思考が、言語の学びを深くする理由
① 言語も「ルールのある世界」だから
文法、語順、意味。
言語には必ずルールがあります。
プログラミングも同じで、
ルールを守らないと正しく動きません。
この共通点が、
子どもに「言葉を感覚ではなく構造として理解する力」を育てます。
② 「正解」より「プロセス」を大切にできる
テスト中心の学習では、
どうしても「答えが合っているか」に目が向きがちです。
一方、プログラミング的思考では、
どう考えたか
どこでつまずいたか
どう直したか
という過程そのものが学びになります。
これは、言語で「自分の考えを伝える力」と深くつながっています。
③ 表現する力が自然に伸びる
海外の授業では、
まず考える
次に形にする
最後に言葉で説明する
という流れがとても重視されます。
「なぜそうしたの?」
「どうしてこの順番?」
この問いに答えることで、
言語は“使うもの”へと変わっていきます。
海外の授業では、実際に何をしているの?
言語の授業で、こんな活動が行われています。
指示を言葉で考える
順番を整理する
実際に動かしてみる
うまくいかなければ修正する
最後に説明する
この一連の流れは、
言語学習でありながら、論理的思考・説明力・表現力を同時に育てています。
家庭でできる簡単な実践
「海外だからできることでは?」
そう思うかもしれませんが、実は家庭でも十分にできます。
しかも、日本語でOKです。
実践① 「順番」を言葉にしてみる
日常の中で、こんな問いかけをしてみてください。
朝の準備、何からする?
学校に行くまで、順番に言ってみよう
「最初」「次」「最後」
この言葉を使うだけで、思考は整理されていきます。
実践② お手伝いを「説明付き」でお願いする
例:
洗濯物をたたむとき
「まず何をする?次は?」
やらせるのではなく、
考えながら説明してもらうのがポイントです。
実践③ うまくいかなかった理由を一緒に考える
失敗したときこそチャンスです。
「どこでうまくいかなかったと思う?」
「順番を変えたらどうなるかな?」
正解を教えるより、
考え直す経験が力になります。
実践④ 「考えたこと」を言葉にする習慣
英語でなくて大丈夫です。
どう考えたか
なぜそうしたか
これを日本語で話すだけでも、
言語力と思考力はしっかり育ちます。
まとめ:言語の学びは、もっと自由でいい
海外の教育現場が教えてくれるのは、
言語は暗記科目ではない
考える力と切り離さない
正しく始め、直し、伝えることが大切
という視点です。
プログラミング的思考は、
特別なスキルではなく、
子どもが自分の考えを整理し、伝えるための土台。
家庭の中で、
順番を考える
説明する
振り返る
その積み重ねが、
これからの時代を生きる力につながっていきます。
Profile|Tomoka Shibue
元・中学高校の家庭科教員。
数百件以上の生徒・保護者面談やコーチングを行い、
幼児〜高校生まで幅広い発達段階の子どもと家庭に向き合う。
現在は海外大学院で学び続けながら、
教育・心理・マインドセットを探究。
教育 × 自己実現をつなぐコーチングを提供。
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