「子どもが学校に行く前に朝ごはんを作って、お弁当を詰めて、洗濯機を回して。仕事に行く準備をしながら、今日の夕飯は何にしようかって考えてる。」
「夫が疲れているときは、聴き手に回ってすっきりしてもらいたい。子どもたちの話もよく聞いておこう。」
「1日無事に終わった。」
こんな日々、あなたの毎日かもしれませんね。
誰かのために動くことが当たり前になりすぎて、自分の声に気づかないまま過ぎていませんか?
「私は今日、何を考えていた?」
「私は今日、どうしたかったんだろう?」
誰かの期待に応えるのが得意で、空気を読むのが上手なあなた。
それは立派な才能です。
でも、「自分がどうしたいか」を感じられなくなるほど人に合わせていると、心は少しずつすり減っていきます。
限界を知らないと起こること
そして、ある日突然――
「もう限界かも」
と、自分でも思いがけないかたちで、感情があふれてしまうことがあります。
たとえば、こんなことはありませんか?
・ほんの些細なことで涙が止まらなくなる
・子どもの一言に、驚くほど強く怒ってしまう
・人と会うのがしんどくなって、何もしたくなくなる
・「私ばっかり」と、心の中で何度もつぶやいてしまう
頭では「大丈夫」「大したことじゃない」って思っている。
だけど、心も体もついてこない。
感情のブレーキが効かなくなってしまうんです。
でもそれは、あなたが「弱いから」じゃありません。
むしろ――限界を超えてがんばりつづけてきたからこそ、起こることなんです。
私自身も、かつてそうでした。
自分の気持ちにも、体調にも目を向けずに走り続けていた結果、
ある日、職場で突然倒れてしまいました。
その日を境に、体調を崩し、パニック症状が出るようになったのです。
「もっと早く、自分の声に耳を傾けていたら」
「無理してる自分に気づいてあげていたら」
そう思うことが何度もありました。
だからこそ、あなたには伝えたいんです。
「もう無理」となる前に、今の自分に正直になってほしい。
それは、わがままでも、甘えでもなくて――
自分を守るための、すごく大事な一歩なんです。
限界を知ることはわがままじゃない
「もうしんどい」
「休みたい」
「助けてほしい」
そう思うことに、罪悪感を感じないでください。
限界を知ることは、わがままではありません。
自分の心と体を守るための、優しさであり勇気です。
もし大切な人がそう言ったら、あなたはどうしますか?
「無理しなくていいよ」
「つらかったね」
「休もうか」
同じことを、自分にも言ってあげてください。
あなたの“限界サイン”、どんなかたちで出てる?
心や体は、限界が近づくと小さなサインを送っています。
心のサイン
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なんとなく毎日が「だるい」「重い」
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朝起きたとき「行きたくない」と思う
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イライラしやすくなる
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感情の波が激しくなる、涙もろくなる
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SNSを見るのがしんどい
体のサイン
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寝ても疲れがとれない、眠れない
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頭痛、肩こり、胃の不調
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食欲の変化
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生理周期が乱れる
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急にドキドキしたり息苦しくなる
これらは「もう限界に近いよ」というあなた自身からのメッセージです。
気づいたら、立ち止まるサインかもしれません。思い当たることありませんか?少し立ち止まって考えてみてください。
サインに気づいたら、どうすればいい?
無理に変えようと焦らず、まずは「今の自分に気づく」こと。
小さな対処法
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自分に問いかける
「今どんな気持ち?」 「疲れてる?」を1日1回でいいので聞いてみる。 -
やらなくていいことを減らす
夕飯の品数を減らす、掃除を後回しにする、完璧を手放す。 -
自分のための時間を作る
好きな音楽を聴く、10分だけゆっくりコーヒーを飲む、ジャーナリングをする。 -
誰かに話す
「ちょっと疲れてる」と信頼できる人に伝えるだけで楽になる。
あなたの声を取り戻すことが、あなたの人生を取り戻すこと
「今日の私、何を考えてたんだっけ?」
「私はどうしたい?」
そんな自分の声に耳を傾けることが、人生を取り戻す第一歩です。
私自身も、心が張りつめていた頃、
「人に頼ること」「一人じゃないこと」を感じて心が緩み、
いつの間にかパニック発作もなくなっていきました。
忙しい日々を変えなくてもいい。
完璧を目指さなくてもいい。
ただ、自分とつながる時間を少しずつ持つことで、
あなたの人生は確実に動き出します。
そして、誰かのためだけでなく、
「自分のためにも生きている」という実感が待っています。
あなたが自分の人生を大切に歩めますように。
あなた自身の“ほんとうの声”に、どうか出会えますように。
私も実感したこと。大切なことでしたのでお伝えしました。
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