私が学んでいる気学は村山幸徳先生の気学です。残念ながら村山先生は2018年5月にお亡くなりになられましたが、生前の村山先生がお話されてきたことを、今も愚直に学び続けて、学びを実践して、微力ながら出来るだけ沢山の人にお伝えしていきたいと思っている次第です。
気学に興味を持つキッカケは人によって様々だと思いますが、私自身が気学に興味を持つキッカケとなった話を、ここで自己紹介を兼ねて書いておこうと思います。
これは2007年1月の話です。私がWEBデザイナーとして派遣社員で勤務していた某IT企業で、新たにセミナー事業部が立ち上がりました。「どれか1つ興味があるセミナーに参加してください」と社内向けに、いくつかのセミナーの日程を告知するメールが私にも届いていました。このセミナー事業部を立ち上げたのが栫井利依さんという人です。栫井利依さんは、その後の私の人生の転機に深く関わる人物です。
正月休みが明けた時期だったこともあり、「今年の運勢でも教えてもらえるのかなぁ…」などと軽い気持ちで選んだのが、気学のセミナーでした。このとき、講師として村山幸徳先生の気学を教えてくださったのが勝沼慧衣先生でした。
セミナーが開催された2007年の年明け直前、暮れの冬休みに何もすることが無かった私は、貸し本屋で借りた横山光輝のマンガ「三国志」をいっき読みして過ごしていました。それで、初めて気学という言葉を知って「三国志」に出て来た諸葛孔明になれるのではないかと、つい思ってしまったという出来事が、気学を学ぶことになったキッカケでした。その頃の私は、貧乏暇無しの極貧の生活をしていたので、気学を習得したらお金になるかもしれない等と、少し不純な気持ちもありました。
なけなしのお金を勉強代に費やして、勝沼慧衣先生のセミナーに通うようになり、学んだことをノートに手書きでまとめて、親しい友人に説明しながら、自分の理解を深めることを始めました。それからしばらくして村山幸徳先生の存在を知ることになり、新宿で毎月開催されていた村山幸徳先生の気学セミナーに参加するようになりました。
こうして気学にハマり始めた2008年の始め頃に、私が気学を知るきっかけになったセミナーを主催していた栫井利依さんが会社を退職するという話を聞きしました。丁度、同時期に私も派遣社員を辞めて、他の企業で正社員として働くことが決まり、お互いに退職するという共通の立場ということもあって、2人で食事をする機会がありました。その食事の席で、栫井利依さんから、会社を退職して女性向けのセミナーを行うために起業するという話を聞きました。
私は「何かあれば手伝いますよ」と、気軽に伝えたのですが、栫井利依さんから「ホームページを作って欲しい」ということと、もう一つ、「気学の講座を開催するのでテキストを作って欲しい」という、思いがけないリクエストを受けました。自分が学んだ気学の内容をノートにまとめていたので、もちろん、よろこんでその仕事を引き受けました。
栫井利依さんが主宰する女性向けのセミナー事業・ポリッシュナビ!のホームページ作成は無事に完了して、事業も順調に大きくなっていきました。その中に気学のセミナーが含まれていました。始めは資料を作るだけという話だったのですが、次第に一緒に講師をやろうと誘われて、栫井利依さんと自分の2人でW講師として気学のセミナーを行うことになりました。これが、私の気学講師デビューの顛末です。初めての講師デビューは緊張して足が震えましたが、セミナー講師としての心得やコツを、栫井利依さんから指導していただいて、なんとか人前で緊張せずに喋れるようになりました。
その後、TVや雑誌取材での活躍が増えて忙しくなった栫井利依さんから「一人でもやれるよね」と言われるままに、自分一人でセミナー講師を務めるようになりました。
というわけで、気学を学び始めてから1年半くらいしか経っていないのに、私は無謀にもセミナーで気学を教えることを始めてしまいました。始めた頃には、人に教えるなんて早過ぎると、同じように気学を学んでいた人からお叱りを受けたこともありました。傍から見ていたら危なっかしい行動だったかもしれません。しかし、今になって振り返ると、あのとき始めて良かったと思っています。その理由は、二つあります。理由の1つめは、早くスタートしたことで講師としての実績を作る時間を多く出来たことです。そして理由の2つめは、人に気学を教えるにはもっと自分が学ばなければならないという危機感が、今まで以上に気学を学ぶことに対して自分を一生懸命にさせてくれたからです。
何より、栫井利依さんという最強の味方が私に勇気とチャンスを与えてくれていたことは間違いありません。
そのような自分自身の経験から、気学を学び始めたばかりの人だとしても、気学を仕事にしたい気持ちがあるなら、誰が何と言おうと、出来るだけ早く実績を積み始めた方がいいと考えています。人の相談に答えることや、人に教えることを通じて自分がどこまで気学を理解したかを知ることが出来ますし、長く継続している人ほど信用を得やすくなるからです。知識や鑑定の技術が未熟だとしても、縁というものは不思議なもので、必ず自分のレベルに合う丁度いい人達が集まって来ます。
つづく…
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