小児科のお医者さん・看護師さんはなぜ強いの?

こんにちは。ouimama助産師です。

わたしは小児科外来で勤務していた時にずっと思っていたことがありました。なんで小児科の先生や看護師って強いの??
今日はみんなが持っている素晴らしい免疫システムについて…です。

みなさん不思議に思ったことはありませんか?小児科で毎日子どもたちを診察しているお医者さんや看護師さんが強いこと。
わたしも小児科外来に働きはじめのころいつも聞いていました。
先輩に「こんなに子どもたちにいっぱい関わって検査の時には唾液やら飛んできたりするのになんでみんな身体が強いんですか~???」

「洗礼を受けているからよ」と!!先輩が言いました。洗礼???
わたしはこう理解しました!ステップを踏む中で必ず経験しなくてはならないことの例え、それが洗礼だと!!

つまり様々なウイルスに晒されるという洗礼を受けて強くなるということです。

毎日さまざまな細菌やウイルスに感染することによって免疫システムが鍛えられ強くなる
この過程がないと強くなれないということです。
私も小児科外来に勤務したり育児で散々風邪をひき…ついに強くなれたように思います。

「獲得免疫」「交差免疫」
わたしたちの免疫システムは自然な感染から体の免疫機構が戦うという一連があってはじめて生きた免疫システムになるのではないでしょうか。
最初から最後まで戦うからこそ今度同じ病原体、または似た病原体にも対応できるということです。

みなさん、それだけ素晴らしいシステムを全身に持っているんです♡

小児科医はコロナの前はマスクなんてしていなかったので(子どもが怖がるのでマスクはNGでした)
体調の悪い子どもたちをたーーーーくさんマスクなしで診察し検査し飛沫もそこら中に…(笑)
ってそんな状況でもお医者さんって休んだりしないですもんね。免疫機構が戦った数が多いってことですね。
小児科の看護師さんもほんと強いです★

ということで…過度に恐れるよりもなっちゃっても強くなれるから大丈夫!!!

小児科外来で手足口病だ~溶連菌だ~コロナだ~毎日何かとありますが、わたしも勤務していてもかからなくなりました。
なることをひたすら避けるよりも戦える身体さえ備えた上で感染すればどんどん免疫が強化され最高の感染対策になるはずです!

子どもたちがこれから大きくなる過程でスポーツも勉強も同じ強くなるための洗礼があるのかもしれないですね。

ウイルスから逃れるためのあれやこれやを考えるより共生し受け入れる力を。
わたしは小児科勤務と育児によって抗う余地もなく受け入れることになりました!(笑)

コロナ禍になってからマスクや消毒など過度な感染対策をしてきましたが、本当、かつ長期的な感染対策って一体…?

今日もご覧いただきありがとうございました。

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