“どこでも漢方”の村山陽子です。
お薬ののみ忘れは、誰でも経験することではないでしょうか。
「あっ、しまった」と気づいた時、皆さまはどうされますか?
お薬を飲み忘れた時、間違っても一度に2回分を飲んではいけません。
のみ忘れた時の対応は、概ね「1日何回の薬か」で変わってきます。
1日1回服用のお薬の場合
飲み忘れに気づいた時から次の服用時点まで8時間以上空いている時はすぐに服用します。そうでない場合、飲み忘れた分はスキップします。
1日2回服用のお薬の場合
飲み忘れに気づいた時から次の服用時点まで6時間以上空いている時はすぐに服用します。そうでない場合、飲み忘れた分はスキップします。
1日3回服用のお薬の場合
飲み忘れに気づいた時から次の服用時点まで4時間以上空いている時はすぐに服用します。そうでない場合、飲み忘れた分はスキップします。
この法則は、風邪薬等を“今”のんだら、次はいつのむか…にも使えます。
他にも「何の薬か」によっても対応が変わります。
詳しくは、こちらの記事(「お薬を飲み忘れたら…」)をお読みください。
ちなみに、漢方薬は「食前または食間(食後2時間)」と指示のあることが多いのですが、難しい場合は食後服用しても構いません。
ただ、漢方薬ののみ忘れが続く場合は「漢方薬の止め時」「漢方薬の変え時」とも言われています。
体調が良くなったり、変わったりして、今の漢方薬を身体が求めていない可能性があるからです。
そんな時は、是非処方元の医師や漢方に詳しい薬剤師、登録販売者にご相談ください。
“どこでも漢方”では、今あるお身体の不調の原因を漢方の観点から探り、養生や漢方薬を通じて健やかな毎日を一緒に目指していきます。
「病院や薬局で尋ねにくい」、「かかりつけの病院や薬局とは別に意見をききたい」…等、お薬や健康に関するお悩みもお気軽にご相談ください。
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