
「宿題を机に出したまま、ずっと固まっている」
「やりなさいと言っても、なかなか始めない」
そんな姿を見ると、
つい やる気がないの?集中力がないの? と感じてしまいますよね。
でも、海外の教育現場ではこう考えます。
始められないのは、能力の問題ではない。
“始め方”を知らないだけ。
実はこの視点、家庭でもすぐに活かせるんです。
海外では「始める力」をどう育てている?
アメリカの教育現場では、
Task Initiation(課題に取りかかる力) をとても大切にしています。
「できるかどうか」よりも
どうスタートできるか
ここを支えることで、
・自信
・集中
・自立
が自然と育つと考えられています。
今回は、海外の教室で実際に使われている
"子どもが動き出す8つのスタート戦略”を、
家庭目線で分かりやすく紹介します。
子どもが自分から始める「8つのスタート戦略」
① 「ここから始めてね」をはっきり見せる
課題の最初に
「まずはここだけ」と目印をつけます。
例:
・最初の1問に丸
・読むところに付箋
迷わない=止まらない
② スタート方法を“選べる”ようにする
「まず何する?」と聞かれても、子どもは困ります。
代わりに:
・読む
・1文書く
・絵に描く
など、2〜3個の選択肢を用意します。
③ やることは最初は2〜3個だけ
長いToDoリストは、子どもにはプレッシャー。
まずは、
・ページを開く
・名前を書く
・1問やる
それだけでOK。
④ いきなり本番に入らない
海外ではウォームアップが当たり前。
・簡単な問題
・知っていることを書く
・丸をつける
「できる」感覚が、次につながります。
⑤ 毎回同じ“始まりの型”をつくる
「勉強=これから始まる」が体に入ると、迷いが減ります。
例:
鉛筆を持つ
日付を書く
今日のページを開く
⑥ 2分だけやる
「全部やらなくていい。2分だけ。」
この魔法の言葉、
海外の先生もよく使います。
不思議と、そのまま続くことも多いんです。
⑦ 考え始めるための“言葉の型”を渡す
英語圏では、こんなフレーズを使います。
・The first thing I’ll do is…
・I’ll start by…
日本語なら:
→「まず〇〇からやる」
言葉は、行動のスイッチです。
⑧ 「助けて」を具体的に言えるようにする
「分かんない」ではなく、
・ここまでは分かった
・ここで止まった
と言えるようになると、
本当の自立が始まります。
今日からできる!家庭でできる簡単な実践
では、これをお家でどう使うか。
実践① 親が「最初の一歩」を決める
「全部やって」ではなく
→「まずこの1問だけ」
実践② 2択で聞く
「やる?やらない?」ではなく
→「どっちからやる?」
実践③ タイマー2分
短い時間が、行動のハードルを下げます。
実践④ 毎回同じ始め方
ルーティンは、子どもの安心材料。
実践⑤ すぐ教えず、聞く
「どこで止まった?」
この一言が、思考力を育てます。
まとめ|家庭は「始める力」を育てる最高の場所
子どもが始められないとき、
それは叱るタイミングではなく、支え方を変えるチャンス。
海外教育が教えてくれるのは、
・小さく
・具体的に
・選べるスタートを用意すること
家庭だからこそできる関わりで、
子どもは「自分で始められる人」に育っていきます★
Profile|Tomoka Shibue
元・中学高校の家庭科教員。
数百件以上の生徒・保護者面談やコーチングを行い、
幼児〜高校生まで幅広い発達段階の子どもと家庭に向き合う。
現在は海外大学院で学び続けながら、
教育・心理・マインドセットを探究。
教育 × 自己実現をつなぐコーチングを提供。
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