夫婦のスキンシップ、取れていますか?
恋人や夫婦が仲良くなる秘訣は「スキンシップ」。
言葉だけでなく、笑顔・声・距離感・触れ合いは愛情をダイレクトに伝えます。この記事では、スキンシップの効果と、日常で増やすコツをわかりやすくまとめました。
なぜスキンシップが大切?
人は言葉以外にも、態度や空気でコミュニケーションを図ります。笑顔や表情、声や口調、二人の距離感、そしてスキンシップ。
この中でも、一番ダイレクトに愛情を伝えるのはスキンシップです。嫌いな人に触れたくはならないもの。
スキンシップは、愛情があるからこそできる行為で、時に言葉以上に優しさや愛情を伝えます。
泣いている赤ちゃんに言葉をかけても泣き止まない時、優しく抱っこすると泣き止むことがありますよね。触れることは、相手に愛情や安心感を与えます。
親密度が10%高まる?というデータ
スキンシップをたくさんするカップルは、普通のカップルより親密度が約10%高いというデータがあります。もちろん、スキンシップが少なくても仲良しのカップルはたくさんいますが、触れ合いが多いほど信頼や絆が深まりやすいのは確かです。
ネガティブ感情を和らげる効果
研究によると、スキンシップは否定的な感情を和らげる効果が期待できます。イライラ、悲しさ、不安、さびしさ、ストレス、疲れ……そんな時に誰かが優しくハグしてくれたら、言葉にはない愛を感じますよね。
パートナーに限らず、子どもや家族にも有効です。朝の見送りに肩や背中を軽く叩く、「ありがとう」と言いながら腕にそっと触れる――それだけでも愛情は伝わります。
【夫婦のスキンシップがなくなる原因】
- お互い忙しい(子育て・家事・仕事が優先)
- 何となくフェードアウトしてしまう
- 出産を機に機会が減る
- お互いの思いやりが薄くなる
特に日本のカップルは、意識しないと気づかないうちにスキンシップが減る傾向があります。
いったんなくなると、急に再開するのは難しいもの。日頃から距離感を近く保つ工夫が大切です。
今日からできるスキンシップ習慣
- 帰宅・出発のときに軽くハグやタッチ
- 会話中に肩や手に軽く触れる
- 「ありがとう+そっとタッチ」を習慣化する
- 向かい合うより「隣」に座る
- 寝る前に手をつないで深呼吸
夫婦はできるだけ一緒に寝よう(性行為がなくてもOK)
一緒に寝ることは、相手に心を許しているサイン。
手をつないで寝る、肩や腕が触れ合うだけでも安心感につながります。
触れる頻度が高くなるほど、信頼や絆は自然と深まります。
余談:絵文字も“ふれあい”の一つ?
LINEでは、絵文字を多く使うほど親近感が上昇するという報告もあります。やわらかい気持ちを添えるツールとして上手に使ってみてください。
よくある質問
恥ずかしくて自分から触れられません…
最初は「ありがとう+軽いタッチ」から始めると自然です。回数より「日々の小さな一歩」を大切に。
相手が触れられるのを苦手にしています
無理強いはNG。相手のペースを尊重し、合図やOKラインを事前にすり合わせてみてください(例:手はOK/肩はNGなど)。
【夫婦のためのメンタルカウンセラー はな・西田 花】
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