脳教育学者 生田哲先生の「子どもの脳は食べ物で変わる」
子どもの発達障害、アレルギー体質など、親の遺伝だと思って自分を責めていた方にとっては、とても救われる一言だと思います。
本には
・子どもの脳ができるタイミング
・ADHDに良い栄養素
・ワクチンや薬の副作用
についても書かれていましたが、私が一番ココロがざわついたのは
子どもの脳がどれだけ働くかは、どんな種類の食べ物をどれだけ食べてきたか、あるいはどんな有害な物質を体内に取り込んできたかによって大きく左右される(一部省略)
というところでした。
なぜなら、偏食の息子を育てている中で、素材選びや栄養素について考えられる状態ではなかったからです。
偏食に特に悩んでいた、息子が2歳のころは、とにかく死なないように食べてもらうことに一生懸命でしたから…
では、生田先生はどのようにして遺伝は関係ないと言い切れたのでしょうか?
理由は2つ
1.脳の働きは「脳内の神経細胞とそのつながりであるシナプスで決まる」
◆ヒトの遺伝子 → 約2万個
◆神経細胞 → 1000億個
◆シナプス → 100兆個
遺伝子に比べて、神経細胞とシナプスの数が桁違い。
(神経細胞はシナプスによってつながっています。神経細胞は家のようなものです。家と家を繋ぐ道のようなものがシナプスで、シナプスがあるから脳内で情報の行き来ができます。)
2.病気発症の要因
ヒトゲノム計画で分かったことは
◆ヒトの病気発症は遺伝子の影響は10%
◆90%は環境、食べ物
本当に食べ物で変わるのか?と思いますよね。本には「食事改善が非行から公正させた例」が書かれており、食べる物の影響の大きさに驚きました。
食べ物の重要度は分かったものの、偏食の子どもにアレコレ食べさせようとすると、食べることが嫌いになりかねません。
そこで注目するのは、サプリメントです。サプリメントと言っても様々で、錠剤のようなものもあれば、栄養素が入っているグミやミネラル飲料などもありますね。
そういったものを上手く使って、楽しく食べられる環境を作りながら、最終的には食べ物から栄養が取れるようにするのも1つの方法です。
本の中でも、サプリメントでIQに変化があるかどうかなどの研究結果も語られていました。
とはいえ、小さいうちからサプリメントを取るのは不安という気持ちも分かります。
実は、今の時代は偏食だとしても栄養失調になることは滅多にありません。もし食べられない食材があったとしても、他の食材から補うことができるからです。
なので、サプリメントが絶対というわけではないのも事実です。
サプリメントを取るかどうか迷ったときには、専門機関に相談するなどして、お母さんが安心できてから決めるといいですね。
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