子育て中にイライラしてしまうこと、ありませんか?
毎日頑張っているのに、つい子供に怒鳴ってしまったり、自己嫌悪に陥ってしまったり…。
私自身、そんな日々を過ごしていました。でも、ある方法を試したことで、イライラをコントロールしやすくなったんです。
今回は、その第一歩となる「イライラに気づくこと」の大切さと具体的な方法をご紹介します。
目次
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イライラの気づき
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実践方法
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自分を他人のように優しく扱う
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まとめ
イライラの気づき
こんにちは。ティーチャーティーチャーで親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているKumiです。この番組では、日々の気づきをシェアしています。
今回は「イライラの爆発を乗り越える最初のアクションは、イライラしている自分に気づくこと」というテーマでお話しします。
なぜこの話をしようと思ったかというと、子供への怒りが爆発してしまうという相談が多いからです。ティーチャーティーチャーのラジオで話されていた「怒りをコントロールする4つのアクション」——
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一次感情を知る
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予告する
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距離をとる
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周りを頼る
この方法と一緒に、私が実践して効果を感じた考え方を取り入れることで、より怒りのコントロールがうまくいくのではないかと思いました。
私自身、以前は突然怒りが爆発し、子供に怒鳴ったり、大きな物音を立てたりしていました。でも、ある本との出会いで大きく変わったんです。
イライラに気づくことの重要性
その本が、水嶋博子さんの『怒りがすーっと消える本』です。この本の第一章に書かれていたのは、「怒りの感情は自分を守るための大事なもの。まずはその感情を受け入れることが大切」ということでした。
なるほど、と思いました。でも、受け入れるってどうすればいいのか?
私が実践したのは、「イライラしている自分に気づく」ことでした。
実践方法
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イライラしたときに「あー、イライラしてるわ」と声に出してみる。
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何度も繰り返すことで、だんだんと冷静に自分の感情を見つめられるようになる。
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そのうち、声に出さなくても「なんでイライラしてるんだろう?」と考えられるようになる。
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すると、一時感情(怒りの根本的な原因)に気づくことができる。
▶︎ポイント:最初は効果がなくても続けることが大事!
最初は「これ意味あるのかな?」と思うかもしれませんが、続けることで徐々に気づく力が身についてきます。
自分を他人のように優しく扱う
『怒りがすーっと消える本』にはもう一つ大事な考え方が書かれていました。
「まずは怒っている自分に優しくしてみましょう。親しい他人が同じ目にあったら、どんな言葉をかけるかを考え、それを自分にかけてあげましょう。」
これを読んで、ハッとしました。
たとえば、友達が子育てでイライラしていたら、「大変だよね、分かるよ」「そりゃ怒るよね」って声をかけると思うんです。でも、自分自身には「なんでこんなことで怒るの?」「またやってしまった…」と厳しくしてしまう。
そこで、「もし親友が同じ状況なら、自分はどんな言葉をかけるだろう?」と考え、同じように自分にも優しく声をかけてみるようにしました。
すると、少し気持ちが楽になることに気づいたんです。
まとめ
今日お伝えしたかったのは、
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イライラが爆発しそうなときは、まず「私は今イライラしてる」と気づく。
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その気づきを繰り返すことで、怒りの根本原因を探せるようになる。
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自分に優しくすることで、感情をコントロールしやすくなる。
この習慣を続けることで、怒りに振り回されることが減り、少しずつ冷静に対応できるようになっていきます。
子育ては毎日が試行錯誤の連続ですが、少し肩の力を抜いて、一緒に頑張っていきましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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