見た目をアップグレードしていくのって楽しいけど怖い
何が怖いのかって他人の目が怖い
かつての私がそうだったように、周りの評価が気になって変化を避けている方はいるのではないでしょうか。
今となっては何も思わずごく当たり前なSNSの顔出し投稿。
意外や意外、数年前の自分からは考えられないことなのです。
ありがたいことに小さい頃は色白でキメが細かい肌質だったので、周りの大人にお肌を褒められまくっていた私。
全く無頓着にしていると思春期の後半に大しっぺ返しを喰らうことになりました
高校生活の半ばほどから急激にニキビができ出してしかも治らない
専門に入ってからもニキビ肌は続き、ファンデーションもコンシーラーも塗りたくってカバーしたい状態でしたが
メイクの学校では生徒同士のお顔で練習し合うのが日常。
隠したい心理とは裏腹に肌コンディションが良くないことは同級生全員が知っていました。
お肌の状態が良くないとメイクも難しくなるのでペアになった相手に罪悪感を持ったり。
専門の同級生に関しては肌状態の良くない時しか関わっていないので私のイメージ=ニキビなんて被害妄想も。
3年の専門時代を経て就職する頃にはニキビは落ち着き、美容を仕事にしていくうちにトラブル跡も少しずつ良くなっていきました。
今も疲れたり雑なお手入れになるとポツポツと現れはするけれど基本的には肌状態は安定。
赤みやくすみといった新たな刺客は現れるようになりましたが慢性的なニキビに悩むことは無くなりました。
そして、SNSの顔出しについて。
フォロワーさんの中には学生時代の友達もたくさんいます。
数年前には厚塗りしなくても平気な状態でしたがSNSで繋がっているだけの友人からすると私=ニキビ
なんて思われるんだろうと想像すると顔出しするのが嫌でした
しかしコスメレビュアーのお仕事を頂くようになって、
使い方や効果をフォロワーさんに伝えるためには顔での実演が分かりやすい
肝が小さめなので悩んで悩んで割り切って顔を出していくことに。
割り切ると強いのが自分のいいところ!
どんどん出していきました笑
結果、どうなったかというと何も無し。
当然ですよね、ここまで読んでくださった方はとっくにお気づきだと思いますが
全部私の被害妄想だから
周りの人はなんとも思ってないんです
みんな同じように忙しくて、情報が日々変わっていく
記憶だって曖昧で現在見ているものに更新される
もし皮肉や苦言があったとしたらそれは変化した見た目ではなくて内面の問題があるのかもしれない
皮肉や苦言として受け取ってしまうメンタル状態など。
そんなことに何年も囚われちゃってトホホ、という気持ちを持ちながら
だけどそんな気持ちを抱えていたから、今この記事が書けています。
見た目をアップデートしてもし何か言われたならこう言ってみて
「マジ?頑張ったの!ありがとう!」