初めまして!
札幌で現役保育士として働きながら、口育講座×ベビマ&キッズヨガ教室を行っている、なかねゆなです。
皆さんは「口育」という言葉を聞いたことがありますか?
最近は歯科で力を入れている医院も増えてきていますが、聞いたことがない方がほとんどではないでしょうか。
実際に私が講師活動を行う中で、受講された方全員が「初めて聞いた」と仰っていました。
読み方も分からない方が多いかと思いますが、「口育」は「こういく」と読みます。
書いた字の通り「口」を「育てる」ことなのですが、今回は自己紹介と共に私が「口育」を知ったきっかけについてお話します。
私には2人の子どもがいます。
5歳の年中組の男の子と、2歳の女の子です。
5歳の息子は離乳食期から比較的良く食べる子でしたが、段々と食事の形態が上がってくると、肉等の食材を飲み込めないことが目立つようになりました。
それでも、私自身が幼い頃に弾力のある食材を上手く飲み込めない経験がありましたが、今では問題なく食事をできるようになったので、成長すれば飲み込むことが上手になるだろうと思い、そこまで気にしていませんでした。
しかし、年齢が上がるにつれて、さらに上手く飲み込めない食材が増え、1回の食事の時間も伸びていきました。
食事の度にイライラして息子を叱ることが増えて、「まだ食べたい」と泣く息子を横目に食事を切り上げることもありました。
その頃になると、TVを見るときにお口が開いている「お口ぽかん」状態も気になるように…。
これが、息子が3歳過ぎた頃のことでした。
そんな時に、知り合いの管理栄養士さんから「食事の遅さとお口ぽかんは根本的な原因が同じかもしれない」という話を聞いて、衝撃を受けました!
それぞれ同じお口についての悩みではありましたが、原因までは考えたことがなかったからです。
少しお話を聞いて、私が息子に対して気になっていた症状は「口育」で改善出来る!と確信しました。
ただ、丁度この頃に娘の妊娠がわかり、つわりに苦しむ中で息子の症状の改善はおろか、「口育」を学ぶことすら出来なくなっていました。
今思うと、息子と遊ぶ時間が減ってTVを見せる時間も増えたことも、「お口ぽかん」を助長していたと思います。
娘を出産後、娘は赤ちゃんの頃から一人遊びが上手だったこともあり、育休期間は本を読んだり、沢山の方の講座を聞いたり、歯科で相談したりと「口育」を学びました。
こうして「乳幼児食指導士」と「口育士」の資格を取得しました。
初めは息子のお口ぽかんが気になって学び始めた口育ですが、学べば学ぶ程「これはもっと早く知りたかった」「世の中のママ達も知りたいと思っている人がいるはずだ」と強く感じて、口育講座の活動を始めました。
お口を育てるためには全身の発達、特に足の発達が密接に関わっています。
そこで今では、子どもの発達や解剖学を学びながら、ベビーマッサージの教室も行っています。
教室の中では「お口を育てるベビマ」として行っています。
口育講座や離乳食講座と共にオンラインで対応出来ますので、興味のある方はこちらのInstagramからお問い合わせください。