はじめまして!
保健師、マインドフル・ライフコーチの宮平このみです。
5人のこどもたちの母でもあります。
大学病院で看護師として勤務したのち現在は保健師として働いており、この度マインドフルネス講師としての活動もはじめました。
少し長くなりますが、現在に至るまでの経緯についてご紹介させてください。
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わたしは熊本県の田舎の街に生まれ、祖父母と両親、妹、弟に囲まれて育ちました。
高校卒業後「医療の知識を身につけて人々が安心して暮らせるサポートをしたい」という志を抱き、看護大学へ進学するため沖縄へ渡りました。
はじめて親元から離れ、勉強や実習についていくのもやっとという生活。
孤独感やストレスの影響から摂食障害となり、それは2年間ほど続きました。体重も10㎏落ちました。
誰にも相談できず、この時期、友人には「やせの大食い」「顔が歩いているようだ」と言われながら笑ってやり過ごしていました。
ここで初めて「健康管理はからだの知識だけでは不十分だ」ということを実感。
- 心身両面からの健康管理
- しあわせに生きるためのこころのあり方
について意識するようになり、なぜ わたしはこんなに苦しんでいるのだろう、と自分を見つめるようになりました。
そうしているうちに あることに気づきました。
家族関係、生い立ち、環境などが人をつくっている。
当時、大学の心理学ではこのように学んでいたため、その法則を自分にあてはめ「幼少期からの〇〇が原因でわたしはこんな辛さを抱えている」と外側のことがらになぞらえて 多くのコンプレックスを掘り起こしている自分がいたのです。
そんな辛さの中で出逢ったひとつのことば。
すべては自分
すべては自分次第。自分の人生は自分で作っていける、という意味のことばです。
もう、自分の外側のせいにするのはやめよう。
そう思えたことばであり、わたしが摂食障害を経験して得た考え方でした。
その後、症状は次第に改善し、わたしは健康的なからだを取り戻しました。
そして看護師として働きながら結婚し 子どもにも恵まれました。
しかし、4人目が生まれてすぐのこと。
パートナーが過労とストレスのため倒れてしまったのです。
子育て、家族のケア、仕事…
多くの役割を背中に背負って
「みんながすこやかにしあわせに毎日を過ごすために、わたしはどうしたらいい?」
ということを考える毎日。
カウンセリングやセラピーを受けたり、心理学や哲学、カウンセリング、スピリチュアルに関する本を読み漁りました。
つまり、当時のわたしは「家族のセラピスト」という役割まで背負い込もうとしていたのです。
しかしその行動は自分自身を癒していくことになり、ようやく、とてもシンプルでとても大切な あることに気づくことができました。
それは…
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わたし自身が人生をたのしむこと!
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自分にカチンコチンに鎖をかけて、そのうえ鍵までかけちゃってるよ!
一緒に苦しんでくれる人よりたのしそうにしている人と居るほうが、しあわせを感じられると思わない?
というセラピストさんのことばに 目から鱗が落ちました。
自分だけでなく周りの人にとっても、自分自身がしあわせを感じている、ということが何よりも大切だったのです。
その後、マインドフルネス瞑想に出会い「今、この瞬間」にしあわせがあるということを深く感じられるようになりました。
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現在は再び熊本県に移住し、シングルマザーとして4人の子どもたちと暮らしています。
高校受験の目標を持つ中学3年生の長男は、沖縄の父のもとで目標に向かって挑戦を続けています。
過去のわたしがセラピストの方々や多くの智慧によって助けられたように
わたしの経験や学んだことが、また、それを基にしたわたし自身の暮らしが、必要な方の健康としあわせのヒントになればこんなにうれしいことはないなぁ、という想いで発信しています。
よろしくお願いします。