こんにちは。呼吸トレーナーの 呼吸サムライ です。
北海道の自然の中で、呼吸の知恵を伝える活動をしています。
突然ですが、
「今日、深呼吸しましたか?」
毎日やることが山積みのママたちは、
呼吸をする“ヒマ”もないほど、
心も体もせわしなく動いています。
でも、そんな日常のなかでこそ――
ほんの10秒の「息つぎ」 が、とても大切です。
■ 呼吸は「心の電源スイッチ」
人は、緊張しているときほど呼吸が浅くなり、
吸ってばかりで吐けなくなります。
すると、自律神経も乱れ、
イライラ・不安・焦りが連鎖していくのです。
子育てって、予想外の連続。
「今こぼす!?」「なんでここで泣くの…」
そんなとき、つい声を荒げたくなることもあると思います。
でも、一度“吐く呼吸”を意識してみてください。
「ふ〜〜〜っ」と細く長く吐くだけで、
交感神経(緊張モード)から、副交感神経(リラックス)へと切り替わります。
これは医学的にも証明されている、“呼吸の力”です。
■ 今日からできる「3秒・息つぎ法」
おすすめのミニ呼吸法をご紹介します。
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まず「今どんな呼吸してるかな?」と気づく
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鼻から軽く3秒で吸う
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口から細く「ふぅ〜」と5〜6秒吐く
これを1セットでOK。場所も時間も選びません。
お茶を淹れるとき
洗濯物を干すとき
子どもが寝たあと――
一日のどこかで、自分のために呼吸を「感じる」だけで、
心と体はぐっと軽くなります。
■ おわりに 〜「息をととのえる」は「自分をととのえる」〜
ママは、誰よりも家族を見ていて、誰よりも見られていない存在かもしれません。
だからこそ、自分自身に戻る「呼吸の時間」を大切にしてほしいと思っています。