気学を学ぶことは運を良くするための近道ですが、運を良くしたいなら必ず知っておきたいことがあります。それは、「気とは循環するもの」ということです。循環とは、一巡りして元に戻り、それを繰り返すことです。
例えば、嬉しい出来事が起きたときに、その嬉しい出来事は永遠には続きません。時間が経つと、嬉しかった過去の出来事になります。逆に、嫌な出来事が起きたときも、嫌な出来事は永遠には続きません。嫌だった過去の出来事になります。良いときも悪いときも長くは続かないのは、私たちが存在しているこの世が循環の世界だからです。しかし、過去の嬉しかった出来事を何度も脳内で再生して喜びを味わうことが出来ますし、嫌だった出来事を脳内で繰り返し再生して何度も嫌な気分になることも出来ます。
このように、現実の出来事はすでに通り過ぎているのに、人間の心が追い付けずに止まってしまった状態こそが、運の滞りであり、気の循環を妨げている原因です。
運を良くしたいのであれば、気の循環に乗ることが必要です。気の循環に乗れば、サーフィンで波に乗り、波の力で前に進むのと同じように、気の循環の力によって無駄な力を使わずに自然に前に進んで行けるようになります。そうすれば、過去にとらわれること無く、目の前の現実を見て、「今」を感じて生きられるようになります。逆説的に言えば、目の前の現実を見て、「今」を感じて生きれば気の循環に乗ることができます。
しかし、人間は過去にとらわれやすい生き物です。昔の幸せな瞬間を忘れられないし、過去に出会った嫌な奴を忘れられません。過去の失敗を、いつまでもクヨクヨしてしまうこともあります。気学を学んでいると、気の循環が分かるので過去にとらわれ無くなります。自分の運が春の運勢なのか、夏の運勢なのか、秋の運勢なのか、冬の運勢なのか、運勢と現状を比較して、何をすべきなのかが分かるようになります。気学を学ぶと、心の癖に振り回されずに「今」に目を向けることができるようになります。
つづく…
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