大人になっても、発達障害の子どもの偏食に付き合いたくない!

発達障害の子どもを育てていると、いつまで困りごとが続くのか…と、心配になることはありませんか?

 

一日に何度もある食事も、その一つ。子どもの偏食に付き合って

 

「入園したら変わるかな?」

「小学校に入ったら大丈夫だよね…」

 

そんな風に、心配の先延ばしをしてしまうこと、ありますよね。

 

私が息子の食事に違和感を感じたのは1歳半くらいからです。

 

白米とおかずを一緒に食べない

食べる順番が決まっている

・フォークやスプーンの絵が剥げていると泣き喚く

 

最初は、食事にこだわりがあるんだなぁと思う程度でしたが、こだわりは激しくなるばかりでした。

 

 

一口目を美味しそうに食べていても、二口目には美味しくないと言い出す。他の人が作ったものは食べても、私の料理は食べる前から泣き喚く。

 

何を作ったら食べてくれるのか分からず、私は食事のことを考えることが億劫になっていきました。

 

「給食が始まったら大丈夫よ。」という言葉を信じ、幼稚園に入るも変わりません。

 

息子は空腹のときは機嫌が悪くなりやすいので、幼稚園で癇癪が爆発し、退園するように言われないかヒヤヒヤしていました。

 

偏食でも小学生になり活動量が増えると食べるようになったり、高学年になると急に食べるものが増えることがあるのも事実ですが、何もしないで変わることは滅多にありません。

 

なぜなら、発達障害の子どもはネガティブな記憶を蓄積しやすいからです。

 

食事にネガティブな記憶があると、食事をすることを楽しめないことは容易に想像することができると思います。

 

実際、給食のときに牛乳を吐き出したときのにおいが嫌で、牛乳が飲めないままの方や、居残り給食の記憶が強く、一度に沢山食べられないという方もいらっしゃいます。

 

 

成長とともに偏食を少なくするには、食事時間の嫌な記憶を減らすことが重要ですので、食べられない子どもの気持ちに寄り添うことをお勧めします。

 

例えば「美味しくない!」と言われたときは「そっかぁ…〇〇くん(ちゃん)には美味しくないんだ…」と受け止める。

 

「そんなわけない!」と言っても、バトルになりかねないので、余計な一言は避けるようにします。

 

何か美味しくない理由を言い始めたら、最後まで聞き「他には?」全部聞き出します。

 

子どもが全て言い終わったら「〇〇が嫌だったんだね」と共感をしてから、次の行動に誘います。

 

会話をするときのポイントは、子どもの背に合わせること。上から話すと優しい顔をしていても威圧的に感じるので、背を低くして優しい口調で話してみてくださいね。

 

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第2章の幼児編を執筆しています。

「料理を工夫しても、偏食がひどく食事のたびに泣きさけぶ園児4歳」(P89)

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