発達障害の子どもが、怒りをコントロールできない理由

我が家には、小学2年生になるASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠陥・多動性障害)の息子がいます。

 

発達検査を受けても、何か言われるわけでもなく「支援はどうしますか?」と丸投げされただけでした。

 

息子が怒りをコントロールできなくなったのは、2歳くらいからでした。

 

  • 石で遊んでいたけどバスに乗らないといけず、バスの中でひっくり返って泣き喚く
  • 急かされると暴れだす
  • 友達をバイバイできずに別れると「許さない!時間戻して!」とキレる

 

酷いときは、半日潰れてしまうほどの癇癪でした。

 

 

発達障害の子どもが、怒りやすいのには理由があります。

 

①経験が少ない

怒りは脳のSOSです。

 

何か起きたことに対して対応する術がないので、子どもは怒ることで助けを求めることしか方法がありません。

 

大人が怒らずに済むのは、色々な経験をしていること、言葉で伝える方法なと別の方法を知っているから怒らずに解決できるのです。

 

②怒ることが定着している

行動は繰り返すことで定着します。

 

例えば、最初は自転車を上手く乗れないけど、何度も乗っているうちに上達をしていきますよね。同じように、怒っているだけ怒るという行動がスムーズに出るようになっていきます。

 

怒りをコントロールするには、怒らずに違う対応ができるようになることが必要になります。感情に訴えるよりも効果的です。

 

 

子どもが怒ったときにはスルー。

 

「なんで怒っているの!」「そんなの仕方がないじゃない!」など注意をしたりアドバイスをすると、火に油を注ぐのと同じこと。

 

怒りがヒートアップしますので、怒っていることに気が付いていないふりをしてください。そして、怒りが静まったときに「一緒にお菓子食べる?」などと、違う行動に誘います。

 

何に怒ったのか、次はどうするかという対策などの話は、子どもが落ち着いてからです。

 

最初は上手くいかないかもしれませんが、何度か繰り返すうちに、お母さんも上手く対応ができるようになっていきます。

 

それでも上手くいかないときには、ご相談くださいね。

 

☆*+。★_☆*+。★_☆*+。★_☆*+。★_

2023年7月23日発売!

—————–

発達障害・グレーゾーンの育てにくい子が3ヶ月で変わる 非常識な おうち発達支援〜壮絶子育てを体験したママたちのお悩み解決ストーリー21〜

—————–

お求めは本屋さんで!

 

第2章の幼児編を執筆しています。

「料理を工夫しても、偏食がひどく食事のたびに泣きさけぶ園児4歳」(P89)

☆*+。★_☆*+。★_☆*+。★_☆*+。★_

 

【Instagram】https://www.instagram.com/hiromi_henshoku/

偏食、子育てヒントをご紹介しています。

困りごとは、ご相談ください。

【LINE】https://lin.ee/uKoGwzv

関連記事一覧