食事のマナーを良くしたいなら、子どもとの会話を見直すチャンス!

「幼児食になった」「歩けるようになった」

子どもの成長とともに、一緒に楽しめることが増えるけど、困るのが食事マナー。

 

  • テレビを見ないと食べない
  • 食べているときに、遊びに行く
  • しゃべってばかりで食事が進まない

 

食事指導で、こんな話を聞いたことはありませんか?

  • 15分~30分で食事を終わらせましょう。
  • 遊んでいるなら、食事を下げましょう。

 

指導の通りに時間を守って子どもに厳しくしても状況は変わらない。むしろ癇癪になって大変になった、なんて経験があるのではないでしょうか?

 

 

子どもだって子どもの時間で動いていますから、急に食事が終わってしまっては癪にさわります。

 

特に発達障害の子どもは、周囲のことが気になってしまう注意散漫なところや、マイペースなところがありますから、なかなかスムーズに食べ終わりません。

 

子どもが食事に集中できるように、オモチャをしまうなど環境を整えるのも1つの方法ですが、オモチャがある場所を知っていると、遊びはじめてしまうことは否めません。

 

そんなときに役立つのが、会話です。

 

ポイントは「できていないことはスルー」「できていることを褒める」です。

 

①できていないことをスルー

オモチャで遊び始めても、何も注意をしません。気付いていないふりをすることがスルーです。

 

 

②できていることを褒める

食事に戻ってきたら「ご飯のことを覚えていたんだね!」「一緒に食べよう!」などと褒めます。

 

こんな事例があります。

 

保育園では用もないのに食事中に立ち歩いたり、他の子どもの様子が気になって話しかけたりとトータル1時間も食事に時間がかかっていましたが、おうちでは15分ほどで食べ終わるというのです。

 

違いは、声をかけているかどうかでした。

 

保育園では食事以外のことをしたときに、すかさず声をかけていましたが、おうちでは違うことをしても声をかけていませんでした。

 

声をかける(反応する)が、良くない行動を継続させていることがお分かりいただけたと思います。

 

食事マナーを改善したいなら、指摘するよりも肯定すること。ぜひ、できているところに注目してあげてくださいね。

 

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