食べ物が脳を作っているって聞いたことはありますか?
近年は発達障害ではなく、疑似発達障害、つまり食事が悪さをしていることが原因で、発達障害のような症状が出ていることがあります。
疑似発達障害のことは「子どもが天才になる食事」に書かれていました。
この本には、ある塾で、親御さんに食事指導をして、お子さんの集中力とヤル気を上げて成績もUPさせたことが書かれています。
疑似発達障害の子どもの多くは、カラダに吸収される栄養が足りていない。
パンやファストフードなどの糖質や脂質を取ることで、成長は促されますが、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの必要な栄養素が極端に不足しています。
- 食材にある重金属や農薬は、IQの低下
- タンパク質とミネラル不足は、やる気や記憶力の低下
- 糖質が多いものを好むと、集中力がなく、寝つきも起きるのも苦手
このように、脳に悪影響のある食事は「毒飯」。
毒飯が人生に大きな影響があることは分かりましたが、偏食のある子どもは簡単に食事を変えることができません。
指導しようとすると、ますます食事の偏りが大きくなる可能性もあります。
お母さんも、今まで食事で苦労されていますから、これ以上の労力を使うのは、けっこう大変ですよね。
料理方法を変えずに、毒飯から遠ざかる方法を2つお伝えします。
①調味料や食材を変える
調味料を本物を使い、食材はできる限り無農薬、無添加のものを使う。
魚は切り身よりも、自分でさばく。さばけない場合は、サービスでさばいてくれるスーパーもありますね。
ちょっと割高になりますが、調理法を変えるよりもお手軽です。
偏食のお子さんは、味覚が鋭いことがあるので、調味料を変えるだけで美味しさを感じ取りやすくなることもあります。
我が家の場合、市販のめんつゆを使っていたときは食が進まなかったのに、知人の家で手作りめんつゆが出たときは、そうめんをお代わりしたほどです。
②よく噛んで食べる
よく噛むことで、味覚を色々な場所で感じ取れるようになります。ゆっくり食事をすると、急激な血糖値の上昇を防ぐため、意志力も上がります。
そして、ASD(自閉症スペクトラム)に不足している、安心・幸せを感じるセロトニンは、よく噛むことで分泌されるんですよ。
「お母さんは〇回噛んだよ~」「何回だった~?」なんて、会話を楽しみながらやってみてくださいね。
偏食だから「食べるものを増やさないといけない」という考えを捨てて、違う方面からアプローチをすると、お母さんはラクに、子どももストレスなく過ごせるようになりますよ。
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